プロフィール

【地下鉄サリン事件後の主な病歴】

1954年生まれ 女性
1995年3月20日 霞が関駅で地下鉄サリン事件に遭遇
1995年5月頃 激しい痛みを伴うのどの炎症、歯肉炎が頻発
1996年 生理不順に伴い急激に肥満して急激に元に戻ることを繰り返す
    微熱、頭痛、体のだるさが続き、のどの炎症、歯肉炎、膀胱炎が頻発
    歯茎が急激に弱り4本抜歯
1997年頃 PMS(月経前症候群)が重症化。初めて記憶障害、卒倒が起きる
1999年 子宮筋腫と子宮内膜増殖症と診断。脚や腕に青あざが絶えなくなる
2005年頃まで ホルモンのリズムで悪化していた症状が閉経とともに鎮まる
2010年 のどや口腔の炎症、涙、鼻水、鼻血、記憶障害が再燃
    左目だけ閉じて開かなくなる症状が初めて起きる
2011年 子宮体がんと診断され、手術と放射線治療
    直後1年余は再燃した後遺症が消える
2012年 涙、鼻水、鼻血などが再燃し始めたため解毒を開始
2013年9月 鼻血が止まり、睡眠が改善
2014年1月 体温と血圧が事件前の値に戻る

これは、2010年に犯罪被害者給付金の申請をするために集めたカルテや診察券などの証拠書類をもとに構成しました (体調不良で病院で検査をしても、数値や画像は異常なしとされたときのものは省略しています)。
警察は、このようなサリン事件後の病歴の記録を数千人規模で集めています。

サリン事件の被害者としてつらかったことは、急性期の重症患者以外は医療の対象にならず、迷惑な人のようになってしまうことでした。
警察が保有している被害者の記録は死蔵するのではなく公開して、治療法や対処法を見つけるための研究に役立ててほしいと思います。 遅発症状が出たときに説明をしてくれる医療機関があるだけで、被害者にとっては安心が得られることになり、希望と救いになります。

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